小中学生のみならず、高校生以上の一般の部も設定されているのが、内閣府が行っている交通安全ファミリー作文コンクールです。交通安全の大切さをテーマにするこの作文は、命の大切さやルールの必要性など、多様なテーマで作品を提出することができるコンクールとなっています。
歩行者という立場になりやすい小中学生ですが、自転車の利用や自動車に乗っているときのことをテーマにすることもできるでしょう。交通安全に繋がるものであれば、どんなテーマでも制限がないので、低年齢でも十分にチャレンジすることができるコンクールであるのが特徴です。
字数制限は小学生であれば800字~1200字程度の作品でも受け付けてくれます。それ以上の年齢であれば1200字程度という規定があるようです。作品は原稿用紙に直接記載して応募するほか、電子メールでも受け付けてくれるようになっています。ですから、なかなか用紙にまとめるのが苦手という方にとっても取り組みやすい環境が整っているのです。
何度も考え直しながら作品の素晴らしさを高めていくことができる交通安全ファミリー作文コンクールは、交通安全という大きなテーマを身近に捕らえることによって、日常生活のあらゆる観点から当たり前のことを見つめなおす機会にもなるのです。
テーマに沿った自分なりの考えを書くのはもちろん、世間的な常識や交通安全が侵されている現状などを踏まえることによって、必要とされる考えや新たな提案など、さまざまな思考を巡らせることができるでしょう。