歴史を記述するには文章が必要になります。
読む側も同じです。
また、歴史の本を面白く書くのも作文力ですが
面白く読むのも、作文力です。
どういうことかというと、例えば
源頼朝が伊豆に流された
という事実だけでは、
それがどんなところで、どんな状況なのかは 掴みづらいものです。
流された
という言葉だけでは、伊豆の島かと思いがちですが
頼朝がいたのは陸地なんですね。
そういう歴史情報がさまざま入って来るにつれ
頭の中で 作文力がある人は
想像がつきやすい。
また、新たな情報が入ってきたら
そのたびにアップデートしやすい。
そういうビジョンが見えてくると、
歴史は面白くなり
作文をやっているのに歴史の成績が上がることがある
というわけです。