命ある限り、誰もが生きています。
そして、人間であるかぎり
誰もが、言葉を話して
何かを伝えあいます。
それを文字に記す。
それが作文の入り口です。
そこから入って、道を進むうち
書くからには読者がいること
読者の側に立って
読んで面白いものを描こう
そういう位置を、
進めば必ず通過することでしょう。
ところが 迷路もあります。
面白いとは、千差万別。
話が面白いのか、
登場人物が面白いのか、
そのやりとりが面白いのか、
それは笑えることなのか、
興味深いのか。
そこで、
いずれにしても
文筆力の基本になることをしよう
そういう位置を、
進むうち通りがかるのです。