夏のチャレンジ全国小学生「未来」をつくるコンクールは、毎年小学生を対象に行なわれるもので、作文は3年生以上から参加できることになっています。ほかにも、自由研究や環境についてや、絵画などの部門も存在します。
真剣に作品に取り組む姿勢を養うことをコンセプトに行われているコンクールですが、すでに開催から10回以上を迎えるほど、全国の小学生が参加している大規模なコンクールとなっています。やはり、ベネッセという子供の教育に深く関わる企業が開催しているため、参加者が非常に多いことでも有名です。
作文部門は主張と根拠を明確にまとめ、一貫性のある文章が評価のポイントとなっています。やはり、根拠がしっかりしていなければ、文章に説得力が生まれません。それは、高校や大学の入試で利用される作文においても同じことが言えます。
独自のテーマ選択や、表現の豊かさも評価のポイント。ありきたりな感想ではなく、自分なりの考えが光る作品ほど、高評価をうけるのです。たとえば、運動会というテーマを使う場合においても、視点が異なるだけで全く違った作品が生まれます。ですから、いかにして独自の視点で自分らしさを表現するかが、作文のコツにも繋がっているのです。
文字の制限は200字～400字と、一般的な作文よりも短くまとめるスキルが必要になることもあるでしょう。あらすじばかりではすぐに制限を越えてしまうので、どのようにしてまとめるかも問われるのです。
