宇宙の日作文コンテストは、小中学生を対象にしたもので、作文だけでなく、絵画のコンテストも併せて行なわれています。このコンテストは、毛利宇宙飛行士がスペースシャトルで宇宙に飛び立った日を記念にしたもので、毎年9月12日に開催されるのが特徴です。
こちらの作文は400字詰め原稿用紙2枚~5枚以内という、作文の中でもスケールの大きなものができるのです。ただし、子供にとってはかなりの用量に思うかもしれません。また、長い作品ということは、起承転結をつけて書くということが難しくなります。何度も同じような内容を書いてしまうことも少なくありません。
だからこそ、一貫して考えがまとまっており、それでいてユニークな視点で描かれているような作品でなければ、コンテストでも高評価を得ることができません。文章力を養うには良い機会でしょうし、なかなかこれだけの作品を作り上げることも、一般的な教育環境では少ないので、子供にとっての新たなチャレンジとして利用するのも良いでしょう。
これから長い文章を構築して論じることが必要になる小中学生にとっては、宇宙の日作文コンテストという環境は、自分自身のステップアップの一つとしても活用されているのが特徴的。
また、未来の夢に向かってひたむきに歩むきっかけとしても利用することができるでしょう。きっかけは色々でしょうが、作文というものに触れる機会としては非常に貴重な環境であることは間違いありません。