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会話をうまく使う


作文の中で会話文が入ることもありますが、会話文を入れるには、かぎかっこ(「」)の中に書き、二行以上続く場合は、二行目以降は上に一マスあけるようにします。
「」はそれぞれ一マスの中に書きますが、通常、会話の最後の句点(。)は要りません。
ただ、学校関係では、会話文でも最後に句点を入れるように指示する場合があります。
この場合は、句点とかぎかっこは同じマスに書きます。
こうした最低限の会話文の書き方を守れば、文章もすっきりします。

会話文は、通常の会話以外に、他の人の意見や、他の文献などからの文章を引用する場合にも用います。
引用の場合、少し長めの文章だと、会話文形式にしたほうが文章は読みやすくなります。

先生に聞いてみると、先生は、作文を書くときは、あまり深く考えずに、自分の思ったことを、素直に、簡単な言葉で述べればよいのだ、ということでした。

これでは、どこまでが先生が言ったことなのか、よくわかりませんね。

先生に聞いてみました。
「作文を書くときは、あまり深く考えずに、自分の思ったことを、素直に、簡単な言葉で述べればよいのだ」
と仰ってました。

これだと、わかりやすくなります。

他の文献の文章を引用する場合も同様ですが、あまり長い文をそのまま引用するのではなく、文章の一部を述べるようにします。
特に論文の場合、あまり長い文章をそのまま引用すると、著作権の問題が生じることがあります。
一部の引用でも、必ず引用元を明記しておくことです。

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