作文で、あまり同じ言い回しが続くと、文章が単調になってしまいます。
そこで、良くつかわれる言い回しは、時折違う言葉に言いかえれば、文章にも変化が付いて読みすくなります。
特に、動詞で、やる、という言い方は、いろいろな意味があるので、適切な言葉に言い換えてみましょう。
野球をやりました。
僕はピッチャーをやりました。
初めに組合せの抽選をやりました。
強いチームとやることになりました。
でも、頑張ったので、勝てました。
少し同じ動詞が多すぎるので、他の動詞に言い変えてみましょう。
野球の試合がありました。
僕は、ピッチャーでプレーすることになりました。
まずはじめは組合せの抽選です。
決まった対戦相手は、とても強いチームでした。
でも、頑張って勝てたので、とてもうれしかったです。
少しばかり文章のリズムも考えて、いろいろな動詞で表現してみましょう。
見る、という動詞も、じっくりと見たり、ぼんやり眺めたり、たまたま何かを見たなど、様々な場合があります。
映画や演劇の場合、じっくりと鑑賞した、という言い方がありますし、テレビを見る、という場合も、今日は一日ぼんやりとテレビを見て過ごした、などの言い方があります。
道で知っている人を見た、という場合、知っている人を見かけた、という言い方もあります。
同じ言い回しが続いているような場合、特に動詞に注意して他の言い方に変えてみる工夫をしてみましょう。