作文お役立ち情報

年号の書き方


年号は、縦書きの原稿用紙の場合、通常は一九九八年、二〇〇七年というように、漢数字で一文字ずつ書き、千、百、十などの単位の数字は書きません。
また、零は〇で書きます。
ただ、1996年、2015年と、算用数字を1文字ずつ1マスに書く方法もあります。
最近は、新聞、雑誌でもこの年号の書き方が一般的になっています。

元号の場合、平成二十七年と、単位数字も入れて書きますが、これも、平成27年と書き、二桁までの数字は1マスの中に書く方法があります。
横書きの場合、算用数字を使いますが、横書きでも2桁までは1マスの中に書き、2017年と書く場合、20、17をそれぞれ1マスの中に書きます。
横書きで3ケタの数字を書く場合、縦書きも含めて、以前は印刷で3ケタの組み版もあったのですが、現在は1文字ずつ1マスに書くのが一般的となっているようです。
縦書きの原稿用紙に書く場合、数字は必ず漢数字で書くように、と指示されていないのなら、漢数字、算用数字どちらを使っても構いませんが、漢数字と算用数字を併用すると読みにくくなるので、どちらかに統一して書いたほうが良いでしょう。

60年代、70年代という言い方は60年、70年と混同しやすいので、やはり1960年代、1970年代、と書くのが良いでしょう。
文字数の節約のため2桁で表記したいときは、アポストロフィを付け、’70年代、と書きます。
または、70年代(以下西暦の下2桁をこのように記す)と書く方法もあります。

役に立った/参考になったと思ったら共有をお願いします。

関連記事

カテゴリー

通信講座 クレア作文学校

  • 東京都北区王子本町1-15-5
  • 電話番号 03-3900-6667
  • mail@crea-academy.com