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横書きの句読点ルール


横書きの句読点は、昔は英文と同じように、句点にピリオド(.)、読点にはコンマ(,)を使ったり、縦書きと同じ句読点を使ったりと、統一されていませんでしたが、現在は、句点には縦書きと同じマル(。)を、読点には英文と同じコンマ(,)を使うのが一般的とされます。
現在は、小学校の教科書などでも横書きの文章はこの方式となっています。

理工系の学術誌や専門書などの横書きの文章でも、句点には縦書きと同じマル(。)を、読点には英文と同じようにコンマ(,)を使うことが多いようです。
JIS Z 8301(規格票の様式及び作成方法)でも、区切り符号には「。」「,」「・」「:」を使うと書かれています。

ただ、英文と同じようにピリオド(.)とコンマ(,)を用いたり、縦書きと同様区点(。)、読点(、)を用いる方法もあります。
一般の文書関係は、英文のコンマと混同されないよう、縦書きと同じ句読点を用いることが多いようです。
官公庁の広報紙や、企業のパンフレットなどでもこの方式が使われています。
また、新聞でも基本的に「、」「。」を採用しています。
理工系の専門書の場合、一部では英文と同じピリオド、コンマが使われているものもあります。

結局、句点はマル(。)でほぼ統一されていると考えて良いでしょうが、読点は「、」か「,」か、やや曖昧なのが現状のようです。
通常の作文・論文の場合、縦書きと同じ句読点で問題ないでしょうが、理工系のリポートなどで英数字が多い場合は、英語と日本語が混乱しないよう、読点は「,」、句点は「.」を使うほうが見た目が良くなるようです。

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