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かぎかっこの使い方


かぎかっこは、通常、会話文で用います。
一般的な文書では、会話文の最後には句点は要りませんが、作文の場合、会話文の終わりに句点(。)とかぎかっこ(」)を1つのマス目に書きます。
会話文が2行以上になる場合、2行目以降は、上を1マスあけて書くか、2行目以降も上を1マスあけずに書くか、二つの方法がありますが、会話文が3行以上続いたり、会話文を強調したいのなら、会話文であることが分かるように、1マスあけたほうが良いでしょう。

会話文以外では、語句を引用したり、語句の意味を強調するときなどもかぎかっこで囲みます。
かぎかっこの中でさらにかぎかっこを使う場合、二重かぎかっこ(『』)で囲みます。
また、書籍名など、何かの名称を現す時も二重かぎかっこで囲みます。

会話文のようでも、ごく短い一節だけなら、語句としてかぎかっこで囲むだけで、改行の必要はありません。

その女性は「私、18歳よ」と言ったが、どうみても20歳以上に見えた。
鈴木氏に「将来の目標は」と聞くと「目標なんかありません」と、ぶっきらぼうに答えた。

また、発言などを並べる時も改行せずに続けます。

「私はもうここで10年働いています」「一日も休んだことはありません」「私にとって仕事は生きがいです」。
鈴木氏は、片時も仕事の手を休めず、話を続けた。

この場合でも、語句を強調したいのなら改行しても構いませんが、文字数が限られるのなら、文字数との兼ね合いも考えることです。

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