入試の作文・小論文は、国語の評価の一つとして行なわれる場合もあれば、単独で評価されることもあります。ですから、それぞれの特徴を良く知ったうえで対応することが必要です。
入試の作文としては、単独作文といって独立的に取り組むことになるものから、国語作文といって国語の教科の中に盛り込まれるものとが存在します。
単独作文は、文字数も多いでしょうし、時間も長く与えられるのが一般的。でも、国語作文は、わずかな時間に少ない文字数でまとめる必要があります。
ただ、このようなスタイルの作文は、ある程度の対策を立てるだけでしっかりとまとめることができるようになります。だからこそ、質の高い経験を積み重ねることが重視されているのです。
小論文は高校入試などでもよく使われるでしょうが、自分の意見を決め、それをしっかり説明するだけの組み立てが必要になります。ただし、作文と同じように、基本的には筋道に添って文章を構成するという点では、入試の作文・小論文は共通する部分があります。
ただ、それぞれ求める視点は異なるので、どのような内容を構成するのがふさわしいかをしっかり考えたうえで、行動に移すことが必要となるでしょう。考えがまとまらないということは、まだまだ作文・小論文の経験不足です。
入試に用いるスタイルは、ある程度過去の試験内容から推測することもできるでしょうし、全く傾向がわからないということもあるでしょう。だからこそ、色々な経験をするのがおすすめされるのです。