志望動機作文の書き方としては、どうして志望に至ったかをしっかり盛り込む必要があります。熱意は対面してことばで聞くことも重要ですが、本人の口からではなく、思考の一つとして作文が尊重されることが多いのです。
ですから、どうして選んだかという明確な理由が筋道を立てて説明されていなければ、真意がわからずに、採用した場合の仕事のビジョンが見えなくなってしまうのです。そんな人材は、企業にとっては不安がいっぱいです。
だからこそ、安心して企業の理念に沿った仕事を任せることができる人材であるかを判断するために、志望動機という大切な要素を作文で伺うのです。それがわかっているだけでも、作文に盛り込まなければならないものが見えてくるでしょう。
でも、志望動機はこれまでの人生を歩んだ中で、どのようにして見つけてきたかを語らなければなりません。そこには、ありのままの自分を表現することも求められます。
未熟であってもこれからのビジョンがしっかりしており、企業の中でどのように活躍したいかを自分なりにまとめることができるようになれば、仕事に対する姿勢をかわれることは多いでしょう。逆に、自分の人生だけを書き連ねているような作文であってはならないのです。
志望動機を伺うということが、企業にとって何になるかをしっかり考えることができるようになると、おのずと必要な表現が見えてきます。就職で有利に働くような作文に仕上げたいのであれば、面接で作文のことが聞かれるような内容を残しておくことも良いでしょう。その方が、自分を大きくアピールできるかもしれません。