参考にした書籍のタイトルを書く場合、タイトル以外、著者名、(出版年)、発行所も書きます。
岡田剛一・中川チサト(1981)『ギターがうまくなる練習方法』ミドー音楽出版社
二人以上による共著の場合、著者名は並べて書きます。
編集書の場合、著者名の後に(編)と書きます。
本のタイトルは『』でくくります。
タイトルは必ず『』で囲わなければいけないものでもなく「」でも構わないのですが、新聞・書籍では『』で囲むのが慣例となっているようです。
ただし、
本のタイトル:シリーズ宇宙の神秘1『宇宙の創生』
このように、もともとタイトルが『』で囲われている場合、さらに『』で囲むとおかしくなってしまいます。
この場合、
「シリーズ宇宙の神秘1『宇宙の創生』」
こうして、どこまでが書籍のタイトルなのか、わかるようにすればよいでしょう。
出版年は第1刷の出版年で、増刷している場合、まちがわないように注意しなければいけません。
論文・レポートの場合、英語の書籍を参照することもあるかもしれませんが、英語の書籍の場合、タイトルは冒頭だけ大文字で、それ以外は小文字で、イタリック体で書きます。
イタリック体が使えない場合、通常はアンダーラインを引くことになっています。
また、論文集や短編集の中の1編の場合、ダブルクォーテーションマーク(” “)でくくるのが一般的となっています。
書籍、論文などで引用されているものをさらに引用する、ダブル引用は避けることです。
特に、書籍のタイトルが明記されていないものをダブル引用すると、法的な問題が生じる恐れもあります。