大学入試の作文のポイントとしては、小学校や中学校で行なうような一般的な作文ではなく、小論文としての取り組みが必要になるでしょう。作文問題となっていたとしても、内容は何かを論じなければならないテーマが与えられることが多いのです。ですから、自分の考えをまとめることはもちろんですが、その理由をしっかりと沿える必要があるのです。
構成をしっかり考えるのも大学入試の作文のポイントです。テーマに沿ってどのような考えに至ったかのエピソードを入れ、それに付随する肉付けを行なっていくのが重要なポイント。より多くの肉付けができた方が、説得力のある文章に仕上がるのではないでしょうか。
できるだけ他者が作文の内容を見て納得できるような内容が盛り込まれていなければ、高得点は難しいのも特徴です。長さではなく濃さが必要であるという認識が正しいかもしれません。
もちろん、与えられた文字数をしっかり満たすような量も重要です。ですが、作文の内容がしっかりしていなければ、何の意味も成さないのです。
与えられたテーマが自分に関するものなのか、それとも社会一般の出来事についてのものなのかでも、自分の意見が変わるでしょう。ただし、どちらも独自性のある視点から分析を行い、自分のことばで書き連ねる必要があるのです。
さらに気をつけるべきポイントは小さなミスをしないことです。誤字脱字や作文の一般的なルールに沿うということも大切になるでしょう。