横書き作文で数字を用いる場合には、アラビア数字を使用するのが原則です。ただし、「一般的に」などの表現は、漢数字の方がふさわしいのです。
あくまで数値を表現する場合にはアラビア数字を使うというイメージを持っているのが正確な理解に繋がるでしょう。数値としての表現にはならないようなものでは、見た目の印象を意識した使い方を行なうのが良いでしょう。
それが、公用文の作成にも繋がる概念なのです。作文もかしこまった形式で作成しなければならない場合には、このような細かなルールを遵守することによって、見た目にもまとまりがあるようなイメージを与えることができるようになります。
数字は1マスに2字入れるというルールも知っておく必要があります。ですから、「12月」という表現であれば、使用するマスは2つで良いのです。でも、365日のように、奇数の数字記載になる場合には、はじめ1マスに「3」を書き込み、次のマスに「65」を書き込むようにすると良いでしょう。
数字のルールを知っているだけでも、横書き作文はとても綺麗に見えます。キーワードによっては数字を並べて説明しなければならない場合もあるので、横書き作文における数字の使い方はマスターしておいて損はありません。
縦書き作文と同じように、横書き作文にも数字の使い方が存在します。ほんのわずかな気遣いなのですが、それを知っているだけでも常識人として見られることがあるかもしれません。そうすると、ライバルにも差をつけられるようになるのです。