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数字の書き方


作文で数字を書く際、縦書きの原稿用紙の場合は原則として漢数字を使い、横書きの場合は算用数字を使います。
ただ、漢数字で書く場合に「十」「百」「千」といった単位語は、使う場合と使わない場合があります。

十二時、二十一世紀、平成二十七年、などの時刻・世紀・元号と、これに伴う年・月日・年齢・値段は漢数字で書き、全て単位語を入れます。

これ以外、5桁未満の場合は全て単位語を入れます。 
受験者数は百四十五人です。
金額は五千五百六十五円です。

5桁以上の場合、「万」以上の単位語だけを書き、「千」「百」「十」は省略します。
都市の人口が五万七九二四人となりました。
この場合も、単位語が最後に来たり、大まかな数字を述べる場合は、必要に応じて単位語を書きます。
五千円くらいしか減額できません。
五万五五百円です。
五万五五五十円となります。

一九九八年一二月一六日生まれ、郵便番号一二三―四六八、新宿区六―二七―二〇、政令第一七九号、電話番号〇三―六九七五―〇〇三八、というように、西暦・郵便番号・所在地・電話番号・法令番号は漢数字で書き、5桁未満でも単位語は書きません。
また、零は〇、二十、二百などは、二〇、二〇〇と書きます。

緯度・経度は単位語を入れずに漢数字で書き、機械、車両、船舶などの番号、暗証番号など、元来算用数字で表されるものは、単位語は書かずにそのまま算用数字で書き、2桁までは1マスに書きます。
少し混乱するかもしれませんが、要は、数字の意味がわかりやすいように書くことです。

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