クレアアカデミー
代表取締役
小出 順一
crea(クレア)とは英語の
create( 創り出す) の最初の4文字、同じ意味のイタリア語でもあります。
「人々の本来持っている創造力を引き出す」お手伝いをするために、クレアアカデミーは存在します。
人類が他の動植物と異なることは、言葉を話す・二足歩行する・記憶力がある、そこから過去が語れる、論理を操れる、そこから未来を計画できることなどいろいろありますが、中でも
「創造力・想像力」こそが際立って他の生命体と異なる特徴である、と言ったとしても、反論はほとんどないことでしょう。
事実、人類はこれまで、さまざまな文化・技術を創造してきました。しかしその中で我々が「偉業」と思われることでも、広い宇宙から見たら自画自賛レベルのものに過ぎません。空間的にも時間的にも、人間がこの宇宙の中に占めている部分は無に等しい領域なわけですから、比喩的にも現実的にも、創造性には無限の余地があると言うことができるでしょう。
しかし一方で、人生とは限られた時間と空間の集積であり、そこから社会の中における個々の役割や専門性というものも生まれます。有限という土壌の上で、人は「選択」をして生きていくわけです。
私達
「クレアアカデミー」では、その分野に「教育」を選択しております。したがって「教育をクレアする」のが、クレアアカデミーの使命と考えております。具体的には、現在のところ
「教材開発」「通信講座」「学習塾経営」をその活動フィールドとしております。
それらを焦点に、教育の目的を見つめるといった俯瞰的・全体像的な研究や、分かりやすく効率的な方法、
学習者が主体性を持って学ぶ方法などミクロ的な研究が、それぞれ縦糸と横糸となって織りをなす。クレアアカデミーでは、その双方の糸がともに大切である、という捉え方をしております。
生地は、机に向かってのいわゆる「研究」の中で織られるよりも、学習塾経営による生徒個々から上がってくる視点、教える際に見えてくる視角、それらをブレインストーミングすることによって熟成される場面など、さまざまな折り角が重なって、生まれる、洗練されてく。裏地には必ず、想像と創造が打たれている。例えばどんなに方法論が良くても、それをコンサイスで使いやすい実用レベル化しなくてはいけません。そのためには机上の空論ではなく
「やってみて現実と相談する」ことが大切だと考えております。ふとした時に思い浮かんだ一粒の種が、成長し、花開き、また種を生むなどしながら、未来の学習者のためになっていくこともよくあります。
言葉で言えば分離に見えるものも、我々クレアアカデミーでは、すべて統合のために行っております。
人が充実した毎日を送れるよう。「創造」という名の「自由の種」は、土壌次第で「堕落」となります。
よいシステムやルールという土壌では、見事な花を咲かせます。「計画」と「その場の対応」は、どちらも向上のためのしもべです。
「夢」と「現実」だってそうです。
クレアアカデミーでは、両方を共に大切にしております。そして何より、それらを橋渡しする「行動」を大切に、事業を進めております。我々はそうした「答えのない問い」を投げかけ続け、
学習分野に焦点を充て、生きていることが充実であり楽しさである「人間の本来の姿」を引き出していけるような教育を目指して、これからもお手伝いをさせて頂く所存であります。