作文お役立ち情報

句読点の使い方


作文でも、句読点で、特に読点(、)の使い方には少し注意する必要があります。
読点が多いと、一見すると読みやいようですが、文が散漫になってしまい、語句や文節の関係が把握しづらくなってしまう恐れがあります。
通常は、一文で読点は2、3か所にとどめるようにしたほうが良いでしょう。
また、読点を多く入れないとわかりにくいような文は、文章自体に問題があるのかもしれません。
一度文を読み返し、読点がなくても意味がわかる文章になるように語順を入れ替えてみましょう。

ただ、アメリカ、イギリス、カナダ、などと名称が続く場合はこの限りではありません。
長い文章になると読点も多くなりますが、無理に読点を減らすのではなく、適当なところで文章を区切るようにすることです。

句点(。)は、文章の区切りに用いるもので、文章の文末に書くのが基本的な使い方です。
学校関係の作文の場合、会話文は、文の最後の1マスに句点とカッコ(」)を書きますが、一般的な文書の場合は通常会話文の最後には、句点は必要ありません。
これ以外にも、会話文以外で、名称をカッコで囲み、1行で現す場合や、名詞で終わる文、いわゆる体言止めの表現のときも、句点を入れないことがあります。

句読点も、必ず決められたルールというものはなく、会社関係で使われる文書や、出版社ごとに用法は異なるので、事前に確かめてから文書を作成することになります。
ただ、学校の作文などは、文の終わりは必ず句点を入れるもの、と考えればよいでしょう。

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