作文お役立ち情報

あらすじの書き方


少し長めの作文を提出するとき、別に、あらすじを書くように言われることもあります。
あらすじを書くというのは、結構難しいものです。
物語の場合、どんな登場人物が、どのように行動し、どんな事件に遭い、どう対処し、最後はどうなるか。
これがあらすじになります。
例えば日本の童話の桃太郎だと、
桃から生まれた桃太郎が、成長し、鬼を退治するために旅に出て、途中、猿、キジ、犬を家来にして勢力を付け、鬼が島で鬼を退治することに成功し、沢山の宝物を持って帰り、育ててくれたおじいさん、おばさんに恩返しする。
これがあらすじで、途中、登場人物の感情などは書きません。

あらすじは、話の全体の流れをまとめることです。
作文の場合、5W1Hを基本にするとよいでしょう。
自分が、いつ、どこへ行き、何をしたか。
どこで、どのようなことがあったのか。
自分は、どのような役割を果たしたのか。
最後はどうなったのか。
これらを、自分がどのように思ったのか、などは省いて、簡単に書きます。
自分以外、人の名前や場所の名称はきちんと書くことです。
次に、重複している部分は削除します。
最終的に、読む人がわかりやすいように、流れを考えながらうまくまとめてみることです。

あらすじを書くのは難しく、大人でも結構悩むものです。
まずはできるだけ短い文章で書き、いくつか書いたものを、それで、その後、などの接続詞を使い、うまくつなげてみましょう。
何度か繰り返し読めば、重複している分を省いて、さらに短くまとめられるでしょう。

役に立った/参考になったと思ったら共有をお願いします。

関連記事

カテゴリー

通信講座 クレア作文学校

  • 東京都北区王子本町1-15-5
  • 電話番号 03-3900-6667
  • mail@crea-academy.com