作文お役立ち情報

主語と述語の見直し


作文が苦手、という場合、よくある誤りが、主語と述語の記述が曖昧になることです。
私の将来の夢は、ミュージシャンになりたいです。
この文だと、ミュージシャンになることです、が正しい文になります。
こうした誤りを防ぐには、やはり文を読み返すことで、日本語としておかしくないか考えてみることです。
また、文を書く際、主語が何かきちんと頭に入れて、できるだけ文章を短くして結末に注意します。
文の区切りで、もう一度主語を思い出し、正しい述語で終わらせることです。

少し注意しなければいけないのは、が、ので、たら、れば、などの接続後で文章をつなげるときです。
今日は天気が悪かったが、運動会は決行された。
今日は天気が悪いので、運動会は中止になった。
明日は天気が悪ければ、運動会はないでしょう。
明日雨が降ったら、運動会は中止です。
主語だけでなく、時制や、肯定につなげるか、否定につなげるかで、述語に注意します。

また、接続後で文章をつなげる場合でも、できるだけ文章は短く区切るようにします。
昨日外国人に急に英語で話しかけられたけれど、英語ができないので、身振りで説明しようとしたのだけれど、よくわからない様子で、仕方なく行ってしまったので、やはりもっと英語を勉強しなければいけないと思った。
これではわかりにくいですね。
昨日、外国人に急に英語で話しかけられた。
けれど、英語ができないので、身振りで説明しようとした。
でも、よくわからない様子で、仕方なく行ってしまった。
やはり、もっと英語を勉強しなければいけないと思った。
これだと、少し読みやすくなります。

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