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作文の三段構成とは?


文章でも、小説などの物語の場合、起承転結の4つで構成するのが基本とされます。
ただ、作文の場合、起承転結のうち、転を省いた三段構成が書きやすいものです。
作文では、起承の後、特に波乱はなく、これに続いて結で締めくくるわけです。
逆に、作文で、転で話が急展開してしまうと、論点がずれてしまい、読む側にとっても、何が言いたいのかわからなくなってしまう恐れがあります。
このため、作文では三段構成が基本と考えればよいでしょう。

作文の三段構成では、まず起で一つの事柄を述べます。
続いて承で、その事柄についてもう少し詳しく考察を行います。
最後に、結で自分の意見、考えなどを述べて締めくくります。
これが基本と考えればよいでしょう。

三段構成を、もう少し凝った構成にするのなら、結を一番最初に持ってくる方法もあります。
あまり自分の意見、考えは述べず、一つの事実について述べるとします。
この場合、まず結で、現在の状況を述べます。
次に、起と承で、なぜこのような状況になったのか、その経緯、理由を述べるのです。

結の文章
今、幼児からの英語教育の必要性が議論されています。
起の文章
今はグローバルな時代であり、外国の人と接することも多いことから、英語が話せるようになりたいと考える人も増えています。
承の文章
でも、日本人は語学が苦手で、なかなか英語がうまく話せない、と悩む人が多いものです。
このため、幼児から英語に慣れさせる必要がある、というわけでしょう。

もちろん結を最後に持って来ても良いのですが、このほうが、より説得力のある文章になるでしょう。

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