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作文の起承転結とは?


作文を書く際は、起承転結を忘れずに、とよく言われます。
起承転結とは、物語の基本的な流れのことです。
起承転結の起は、物語の始まりです。
承は、続きです。
転は、何がしかの波乱です。
結は、最後の締めくくりです。

起承転結でよく例に出されるのが4コマ漫画です
ある4コマ漫画を頭に思い浮かべてみます。

一人の男の子が、窓からぼんやり外を眺めています。
通りを、一匹の猫が魚をくわえて走っていきます。
これが起で、一つのシーンの説明です。

次に、通りを、一人の男が「こら!泥棒猫め、待て!」と走っていきます。
これが承で、シーンの続きです。
ここまでは、特に何事もない、ごくありふれた情景です。

ここでシーンが終わるのかな?と思っていると、向こうから、何やら騒がしい声が聞こえてきます。
どうやらここで、何か新しい展開が始まるようです。
これが転で、話を面白いところに導いていく、4コマでも大事なところです。
男の子が通りを見ていると、食堂のおやじさんが「こら!この食い逃げめ、待て!」と追いかけていきます。
ここで、男の子が、アチャーとずっこけて、結でおしまいです。

まず起で日時、場所などを説明します。
承で、そこで何があり、自分は何をしたかを説明します。
大事なのは転で、どのような困ったことがあり、どのように対処したのか、読む人の興味をひかせるようにします。
最後は結で、結末はどうだったのかを説明します。

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