作文で、題名を書いた後に名前を書き、そのあとに本文を書くことになりますが、名前を書いて、そのすぐ後の行に書くのか、一行あけてから書くのか、少し迷うかもしれません。
この場合、やはり1行又は2行あけた方が、見た目もすっきりします。
小説などを書く場合、名前の後3行くらいあけて書くのが一般的なようですが、通常の作文なら、1行でよいでしょう。
ただ、400字詰原稿用紙1枚以内など、文字数に制限があるのなら、あけない方が良い場合もあります。
文章の内容によって、できるだけ文字数を増やしたいのなら、あけないほうがよいですし、逆にあまり書くことがないのなら、1行あけることで行を稼げますし、場合に応じて考えると良いでしょう。
書き出しは1マスあけます。
ただし、いくら作文が得意だからといって、名前の後、すぐに文字がびっしりだと、見た目が悪くなり、あまり読んでみようという気にならないものです。
このため、やはり名前の後は1行あけたほうがよいでしょう。
作文のコンクールや、小論文のテストの場合、名前の後に1行あけるようにと指示されていることもあります。
この場合も、書きたいことがたくさんあるからといって、決められたルールを守っていないと減点の対象にされることがあるので、前もって良く確かめておく必要があります。
これ以外、文中で長い文を引用する場合、どこからどこまでが引用文なのかわかりやすいよう、引用文の前後を1行あける書き方もあります。
長い論文だと、段落ごとに1行あけると読みやすくなります。