作文で、自分の気持ちをうまく表現するにはどうすればよいでしょうか。
気持ちにも、喜怒哀楽、つまり嬉しかったり、悲しかったり、いろいろとあります。
その自分の気持ちを、いかにうまく表現するか、というわけですね。
例えば、映画を見て、面白かったとしても、
「○○の映画を観たのですが、すごく面白かったです」
これでは、もう一つうまく伝わりませんね。
面白かった、といっても、わくわくした、ドキドキした、ハラハラしたなど、色んな感想があります。
面白いと感じた時、どんな気持ちだったのか、自分の感情の表し方を、いろいろ考えてみましょう。
また、なぜ自分がそのような気持ちになったのか、その理由を少し詳しく述べます。
例えば映画で主人公が危険な状態になった、とします。
「このとき、主人公は死んでしまうのでは、と思い、とてもハラハラしました」
自分の感情を、その時を思い出しながら書いてみましょう。
また、結末も、詳しく書くことです。
「でも、味方が助けてくれて、ああよかった、と思い、ホッとしました」
最後は、映画を観た感想で締めくくります。
「見終わった後、友達との協力が大切なことを、この映画で知りました」
自分が学んだことを最後に述べるとよいでしょう。
また、自分の気持ちを、少しばかり何かに例えて表現してみます。
「恐竜展に行きましたが、ものすごく大きくて驚きました」
これに、何かの例えを入れ、
「恐竜展に行きましたが、恐竜はすごく大きく、もしも、こんな恐竜が本当にいて、襲いかかってきたら、と思うと、すごく怖くなりました」
自分が本当に体験したら、ということも考えてみることです。